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(機能強化型在宅療養支援診療所)
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対応できること/こんなときご相談ください > 訪問栄養
年をとると、食べることそのものが難しくなっていきます。噛む力や飲み込む力が弱くなる。味覚が変わる。買い物や調理がおっくうになる。認知症が進むと、食事をしたこと自体を忘れてしまったり、箸の使い方が分からなくなったりすることもあります。
薬の影響や、体の病気が隠れていることも珍しくありません。だから「年のせい」と決めつける前に、原因を確かめることが大切です。
食べる量が減ると体重が落ち、筋力が落ちて転びやすくなります。骨折をきっかけに動けなくなり、さらに食べられなくなる。この悪循環は、在宅医療の現場でよく出会うものです。「最近ズボンがゆるくなった」「好物を残すようになった」といった小さな変化が、相談のタイミングです。
管理栄養士がご自宅に伺います。台所や冷蔵庫の様子、誰が調理しているかまで見たうえで、無理なく続けられる食事を提案します。たとえば飲み込む力が落ちた方には、必要な栄養量を示したうえで、安全に食べられる形に調整した食事(嚥下食)を一緒に検討します。調理の負担が大きいご家庭には、電子レンジで準備できる簡単な献立を考えます。
当院では管理栄養士が医師・看護師と日頃から患者さんの状態を共有しているため、体調の変化に応じた食事の調整も速やかに行えます。管理栄養士が在籍し訪問栄養指導まで行う在宅医療機関は、まだ多くありません。当院は2026年7月から管理栄養士を2名に増やし、体制を強化しています。
一例を挙げます。飲み込む力が落ちて肺炎や骨折で入退院を繰り返し、そのたびに体重が減っていた方に、管理栄養士が訪問して無理のない嚥下食をご家族と一緒に工夫したところ、体重が増え、その後は入院せずに自宅で過ごせた方がいらっしゃいます。また、食事がほとんどカップ麺だった一人暮らしの方に、好物だった魚料理を中心に手軽に準備できる食事を提案し、体重が戻ってきた例もあります。
(事例は個人が特定されないよう改変しています。経過には個人差があり、同じ結果をお約束するものではありません。)
一人暮らしの方への訪問も行っています。ご本人だけでは食事の準備が難しい場合は、ケアマネジャーさんと相談しながら、配食サービスやヘルパーさんの調理と組み合わせて考えます。
訪問栄養指導は医療保険または介護保険の対象です。訪問診療全体の費用の目安は「訪問診療の費用はどれくらいかかりますか」のページをご覧ください。
食べられないことには必ず理由があります。理由が分かれば、打てる手も見えてきます。
当院の24時間対応・緊急の往診は、当院で訪問診療を受けている(契約している)方が対象です。まだかかりつけでない方は、まず下記の連携室へ初診・訪問診療開始のご相談からお願いします。体調が不安定になりやすい方は、落ち着いているうちにご相談いただくと安心です。
※当院は福岡市東区名島にありますが、直線でおよそ16km圏内に訪問しています。福岡市のほぼ全域と、北は古賀市・東は糟屋郡・南は春日市の一部が対象です。「遠いかも」と思われる地域も、まずはお問い合わせください。
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