
24時間365日対応
(機能強化型在宅療養支援診療所)
初診・受け入れのご相談
連携室直通 092-405-0013
(平日9:00~18:00)
通院・訪問診療中の方・時間外
代表 092-410-3333(24時間)
対応できること/こんなときご相談ください > せん妄(急な混乱)
急に始まる、一時的な意識の乱れです。頭に軽い「もや」がかかったような状態を想像してください。話のつじつまが合わない、時間や場所が分からなくなる、ないはずのものが見える、夜に興奮して眠らない。こうした症状が、数時間から数日の単位で急に現れます。
高齢の方、とくに認知症のある方に起こりやすく、入院や環境の変化がきっかけになることもよくあります。
見分けるポイントは「急かどうか」と「波があるかどうか」です。認知症の進行は月や年の単位でゆっくり進みますが、せん妄は「先週の水曜日から急におかしくなった」と発症の時期が特定できるほど急に始まります。症状には一日の中で波があり、日中はわりと穏やかなのに夕方から夜にかけて悪くなる、というパターンが典型的です。
そして大事なことですが、せん妄は元に戻る可能性のある状態です。「認知症が一気に進んだ」とあきらめる前に、せん妄を疑ってみる価値があります。
いちばん多いのは薬です。睡眠薬(ベンゾジアゼピン系)、一部の胃薬、抗コリン作用という働きを持つ薬などが引き金になります。ほかにも、感染症(肺炎や尿路感染など)、脱水、貧血、血糖の乱れ、肝臓や腎臓の働きの低下、痛み。さまざまな体の要因がせん妄を引き起こします。
つまり、混乱という「こころの症状」の裏に、体の問題が隠れていることが多いのです。
あります。一例を挙げると、興奮や混乱、歩き回りが目立っていた重度のアルツハイマー型認知症の方で、調べてみると糖尿病のコントロールが大きく乱れていたことが分かり、血糖を整える治療をしたところ興奮や混乱が落ち着いた、という経過を経験しています。(事例は個人が特定されないよう改変しています。経過には個人差があります。)
静かなタイプのせん妄もあり、ぼんやりして反応が鈍いだけの場合は見過ごされがちです。「なんとなく様子がおかしい」という家族の直感は、大事な手がかりになります。
対応しています。当院ではご自宅で採血などの検査を行い、感染・脱水・血糖・薬の影響といった原因を調べます。原因に応じて、薬の整理、点滴、感染症の治療などを在宅で進めます。夜間の急な混乱についても、24時間365日の連絡体制で対応します。
当院には精神科医5名と身体科医5名の常勤医がいます。せん妄は「こころ」と「体」の境目にある症状なので、精神科の診立てと身体の検査・治療を一つのクリニックの中で行えることが、当院がこの症状に力を入れている理由です。
当院で訪問診療を受けている方は、そのまま当院にご連絡ください。お薬や病状はこちらで把握していますので、「いつから、どんなふうに変わったか」を教えていただくだけで大丈夫です。夜間に興奮が強いときも、ご本人を叱ったり無理に説得したりせず、24時間の連絡先にご相談ください。
まだ当院にかかっていない方は、まずは今のかかりつけ医にご相談ください。急を要する状態のときは、ためらわず救急を利用してください。在宅医療への切り替えを含めたご相談は、平日の日中に下記の連携室で承ります。その際、飲んでいる薬の一覧(お薬手帳)と「いつから変わったか」のメモがあると、診断の助けになります。
当院の24時間対応・緊急の往診は、当院で訪問診療を受けている(契約している)方が対象です。まだかかりつけでない方は、まず下記の連携室へ初診・訪問診療開始のご相談からお願いします。体調が不安定になりやすい方は、落ち着いているうちにご相談いただくと安心です。
※当院は福岡市東区名島にありますが、直線でおよそ16km圏内に訪問しています。福岡市のほぼ全域と、北は古賀市・東は糟屋郡・南は春日市の一部が対象です。「遠いかも」と思われる地域も、まずはお問い合わせください。
初診・受け入れのご相談(ご家族・ケアマネジャー・医療機関の方)
連携室直通 TEL 092-405-0013(平日9:00〜18:00)
Webからのお申し込み: Web申し込みフォームはこちら
※連携室の電話は平日日中のみつながります。時間外のご用件は代表番号へおかけください。
通院・訪問診療中の方のご連絡・時間外のご連絡
代表 TEL 092-410-3333(24時間対応。夜間・休日は当番の医療者につながります)